うつ病
うつ病
うつ病は、気分障害の一つです。一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れ、
日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。気分障害には、うつ病の他に、うつ病との鑑別が必要な双極性障害(躁うつ病)などがあります。
うつ病ではうつ状態だけがみられますが、双極性障害はうつ状態と躁状態(軽躁状態)を繰り返す病気です。うつ病と双極性障害とでは治療法が大きく異なります。
うつ病のサイン・症状
- 表情が暗い
- 自分を責めてばかりいる
- 涙もろくなった
- 反応が遅い
- 落ち着かない
- 飲酒量が増える
- 食欲がない
- 性欲がない
- 眠れない、過度に寝てしまう
- 体がだるい、疲れやすい
- 頭痛や肩こり
- 動悸
- 胃の不快感、便秘や下痢
- めまい
- 口が渇く
当院の治療方針
アメリカでは「Depressive Disorders」というカテゴリーですが、日本語では「抑うつ障害」と訳されています。抑うつ症状を主体とする障害ということになります。
「うつ病」というとそういう「病気」に罹患してしまった、という印象を持ってしまいますが、正確には「うつ症状を主体とする症候群」ととらえるほうが良いでしょう。というのも、その病因は明確ではなく仮説の段階であり、治り方も人それぞれだからです。
そしてその多くは、個人の元来の特性と環境との関係から析出した反応を症状として見ているのだと考えることができます。ただし、双極性障害やその他の精神疾患の部分症状としてうつ症状が前景にあることもあるため、その鑑別は重要です。そのうえで、当院の基本的対応方法を駆使して個々のケースへの治療方針を考えてまいります。
「うつ病」というとそういう「病気」に罹患してしまった、という印象を持ってしまいますが、正確には「うつ症状を主体とする症候群」ととらえるほうが良いでしょう。というのも、その病因は明確ではなく仮説の段階であり、治り方も人それぞれだからです。
そしてその多くは、個人の元来の特性と環境との関係から析出した反応を症状として見ているのだと考えることができます。ただし、双極性障害やその他の精神疾患の部分症状としてうつ症状が前景にあることもあるため、その鑑別は重要です。そのうえで、当院の基本的対応方法を駆使して個々のケースへの治療方針を考えてまいります。